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「せーの…!」

中国が小声で掛け声をかける


ピラッ!!


ついに、スカートがめくれたのだ!


「…………ん?」

「…なんだか違和感を感じるあるな」

「…兄貴、今の…男物の下着だったぜ…」

スカートをめくった姿のまま固まる中国と韓国。


「……?……お二人とも、どうしたんでしょう…?」

若干遠くにいる日本は、状況を掴めていない


「韓国、これはいま流行り(?)のニューハーフあるか?」

「…そうとしか考えられない状況だぜ…」

中国と韓国がそんな会話をしていると…


「んん〜?何だか背後に違和感感じる…お兄さん、振り向いちゃお。」

…と、聞き覚えのある声が聞こえた


くるり…
と、振り返ったのは…



「フランスー!?」

「…フランス!?」

「!?…フランスさん…そんな趣味が……」
「っえ゙ー!?中国に韓国…それに日本!?」


そう…振り向いたのは、女性物の衣服を纏い、軽く化粧をしたフランスだった

「…こ、これには海より深ーい意味が…!!」

フランスは懸命に話す

「…ふっ……」

中国はポンっとフランスの肩に手をのせて言う

「認めたくねぇあるが、結構似合ってるあるよ」

「正直、そんな趣味も悪くないとおもうぜ!」

なまら笑顔の中国と韓国はフランスを励ますように言う


「いや、これはね!イタリアを…!」
「ほう…イタリア君に見せに行くんですね?わかりました。」

日本は、フランスの言葉を遮ってそう言うと受話器をとり、ダイヤルを回す。


プルルルル…
プルルルル……

『もしもし、日本です』

『あ!日本ー?僕はイタリアだよーwwどうしたのー?ww』

『イタリア君に会いたいという美人さんがいるのですが…』

『えー本当!?ww今すぐそっちに行くよー!♪』

『では、失礼します』

『うん!ありがとね日本〜またね!』


チン…

日本はそっと受話器を置く




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