非・現実奇記
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佐「後は俺達だけが残った。だから、俺が最後にピリオドを打つ」
圭吾「‥!何をする気だ!」
佐「実はな、この施設にはご丁寧に隠されていたミサイルが4つある。それを、街、怪物の住処に2発、そしてこの施設に落とす」
圭吾「おい!やめろお!」
佐「これで終わりだ。俺達の役目も終わる」
圭吾「ふざけんなあ!」
佐助に飛びかかろうとした瞬間、俺は吹き飛ばされた。
しまった。佐助は超能力を持っているんだった。
身体が動かない。
佐「後はエンターキーを押すだけだ。みんな、あの世で会おう」
圭吾「やめろおおおお!」
(カチッ)
佐「ハ‥アハ、ハハハハハハハハハハ!!」
その時、身体が自由になった。
俺は怒りに身を任せ、佐助に小銃を向けた。
圭吾「このキチガイやろおおおがあああああ!!」
(ダァーーーン)
小銃から放たれた弾は佐助の頭に当たった。
頭から血を吹き出しながら佐助が倒れた。
圭吾「ちく、しょう‥ちくしょうがあああああ!!」
そして俺は自分に、ナイフを突き刺したり銃を撃ったりした。
圭吾「なんで!なんで俺は死ね無いんだああああ!!うがあああああ!!!あああああー!!!!」
201X年。俺はこの世でたった1人。地下に取り残された。
他に誰もいない、電気も点かなくなった地面の下で。
完
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