非・現実奇記
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三船「しかし、広いな‥」
牟田「建物まで遠いですよ」
圭吾「…」
鈴木「圭吾?どうした?」
圭吾「何かいますね‥」
鈴木「何か?」
圭吾「見てください。あの建物の上を」
工藤「え?遠くてよく見えないですが…え!?」
鈴木「ちょっと待てよ‥あれって」
三船「ほお、初めて見るな‥」
牟田「あれは‥プテラノドン…」
圭吾「恐竜‥か」
工藤「恐竜って、恐竜ってかなり昔に絶滅したはずじゃあ!?」
鈴木「こりゃあ、ここには何かあるなあ」
牟田「ですねえ‥」
三船「むっ!?気づかれた!気をつけろ!」
プテラノドン「キシャー!」
鈴木「来たぞ!」
工藤「くそっ!」(ズバッ)
プテラノドン「キシャー!」
鈴木「うわっ危ねえ!」
圭吾「ヤッ!」(ドスッ)
プテラノドン「キャーー!ァ‥ァ…」
三船「ふう、死んだな。
‥まさかと思うが、ここで何か生物兵器でも作られてるかもな」
圭吾「俺もそう思う。でなければ恐竜なんて有り得ない」
工藤「とりあえず、先を急ぎましょう」
三船「うむ」
牟田(生きて帰れるのかな‥)
そして俺達は長い庭を突き抜け、施設の中へ入った。
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