▼ 徳川さんと幸村君
丸「徳川さん、ポッキー食べます?」
徳「甘いのは苦手だ」
丸「あっ、じゃあチョコの部分だけ食べてあげますよ」
徳「いらん」
丸「幸村君が」
幸「ブン太っ..!すみません徳川さん気にしないでください」
徳「...........あぁ」
丸.oO ( 一瞬考えた? )
柳.oO ( 一瞬考えたな )
赤.oO ( 考えたっすね )
*
幸「徳川さんの髪の毛って、とてもストレートですね」
徳「そうだな。幸村君は」
幸「俺は根っからのくせ毛なんです。だから羨ましいなあ。髪...触ってもいいですか?」
徳「.......ああ」
丸.oO ( 嬉しそう )
柳.oO ( 嬉しそうだな )
赤.oO( 嬉しそうっすね )
真.oO ( 俺もされたい )
*
幸「あっ。徳川さん!おはようございます!」
徳「幸村君おはよう。」
幸「ふふ、朝から徳川さんに会えるなんて嬉しいなあ。今日も練習頑張りましょうね!では!」
徳「......」
↑テニスコートにいるときは厳しくて凛々しい雰囲気なのに少し眠たげでふわふわしてる起きたてのギャップにやられて幸村の後ろ姿見ながら悶えてる
柳「......」
↑テニスコートにいるときは厳しくて凛々しい雰囲気なのに少し眠たげでふわふわしてる起きたてのギャップにやられて幸村の後ろ姿見ながら悶えてる徳川さんをデータに加えてる
*
幸「妹は俺に似て可愛いし、お兄ちゃんて立場も悪くないんだけど、自分より強くて頼もしいお兄ちゃんに甘えてみたいと思う事もあるんですよね。ここ最近はずっと部長で、常にトップにいる側だったし..。徳川さんみたいなお兄さんがいれば、甘えることができたのかなあ、なんて思うんです。あ、これ、みんなには内緒ですよ?俺が甘えたがりに見えてしまうでしょう?ふふ、なんて...って、徳川さん?」
徳「........なんでもない」
↑弟が欲しい徳川にとってこれ以上にない褒め言葉であり幸村の少し照れた顔に思わず悶えてる
柳「......」
↑弟が欲しい徳川にとってこれ以上にない褒め言葉であり幸村の少し照れた顔に思わず悶えてる徳川を後ろから真顔で見つめ幸村あいつは確信犯だと薄々思ってる
*
徳「幸村君、それは」
幸「えっと一応雨具なんですけど...これ、妹のなんです。でも、中3男児がアヒルのレインコートなんて、可笑しいですよね」
徳「.....」
幸「徳川さ....わっ!」
丸「徳川さん幸村君がアヒルのレインコート着てるのは確かに可愛いけど突然抱きつくと幸村君困っちゃうんでやめてください」
*
幸「たまには遅くまでテニスするのもアリですね!」
徳「そうだな。朝までテニスもありかもな」
幸「ふふ、じゃあ今日は寝かせないですよ?」
徳.oO( エロい )
*
幸「どうして徳川さんは、ドイツ戦の時に俺を守ってくれたんですか?」
徳「俺は幸村君があの場で倒れてしまうのをなんとしてでも阻止したかった。君の可能性、限界を潰したくはなかった」
幸「....俺には、分からないです。テニスは、自分のためだけにやるものだと思うから」
徳「そうだ、でもいつか幸村君にもわかる。きっと。」
徳川さんと幸村君
...いつか君が、心からテニスを、テニスプレイヤーを、愛せる日を願って。