大地の陽番外編 | ナノ
「お‥お前達っ!!俺の耳をどうにかしてくれっ!!」
焦っている九郎の頭上にぴょこぴょこ揺れてるウサミミ。
「‥‥‥‥‥」
「ちょっと見せてね、九郎」
「あ、ああ‥‥」
ひょこひょこ
「‥‥‥‥‥」
「ああ、なるほど〜‥‥‥大丈夫だよ、九郎。明日には無くなるから」
「本当か!」
「やだ〜こんなに可愛いのに〜っ!!」
景時の言葉に、
九郎は喜び、ゆきは嘆いた。
その日のゆきは、一日中九郎にひっついて、耳を撫で回していた。
「もう超可愛い〜!!」
「ばっ馬鹿!!」
ぎゅ〜っ!!
「次のチャンスまでにバニースーツを用意しとかなきゃ!」
「ちゃん、す‥?場二位?」
「何でもないよ」
「そ、そんなにひっつくな!(弁慶が怖い‥‥)」
「やだ!!
今日は‥‥今日は、ずっと側にいてね」
「‥‥‥あ‥‥ああ‥‥」
良かったね九郎!
「ふふふっ‥」
明日が恐ろしくても負けるな九郎!
あれ?ウサミミがあまり関係ない?(爆
20070725
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