今夜は湯豆腐ですよ、テツヤはふんわり新妻スマイルで書斎で本を読んでいた僕を呼びにきた




湯豆腐×テツヤ=??




「あつっ!いたっ!……舌、火傷した」
「あぁ、もう、赤司くんてば、すこぶる猫舌なんですから、ちゃんとフーフーしてから食べてくださいよ」
「だって、今夜は僕の大好きな湯豆腐じゃないか…しかも、テツヤが僕の為に作ってくれた最高の湯豆腐……条件反射で口に入れてしまうのも致し方ないだろう…」
「…はぁ…バカですね、赤司くんは」
「…う、バカって言うな。テツヤに言われると、地味に傷つ、」
「そんな馬鹿可愛い赤司くんには、僕が湯豆腐をフーフーして食べさせてあげますね」
「えっ、」
「フー…フー……、はい、あーんして、赤司くん」
「………あぁ、」


パクッ、モグモグ…、ゴクン


「…どうですか、美味しいですか?」
「………あぁ、史上最強に美味し過ぎて消化するのがもったいない」
「………本当に、バカですね、僕を大好きな馬鹿司くんは」




湯豆腐×テツヤ=最強




ごちそうさまでした、赤黒ちゃん!




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