*【
トマトケチャップ・
メランコリー】のふたりで拍手お礼
拍手お礼@
パチパチ!
「わっ!ありがとうございます!拍手を頂きましたよ、赤司くんっ!」
「あぁ、嬉しいな、テツヤ(手放しで喜ぶ満面の笑み、超エンジェル、可愛過ぎて鼻血出そうだマズイどうしようどうしよう僕の脆弱な毛細血管よ堪えるんだ…!!)」
「…あの、…赤司くん?顔が…特に頬と鼻が…異様に、真っ赤ですが…大丈夫ですか?」
コテン、と首を傾げながら上目遣いで心配そうに僕を見つめる天使、その名は黒子テツヤ
「テッ、テツヤ…!!!僕はっ、お前がっ、」
その破壊力満点の愛らしさは、僕の秘めた想いを容易に爆発させようとする
プチッ、
そう、一気に興奮した交感神経は、僕の血管系に重大な危機をもたらしたんだ
タラ〜…、ポタッ…トロトロトロ…、
「赤司くん、鼻からトマトケチャップ出てますよ」
「好っ、……え、トマト、ケチャップ、だと?」
あぁ、どうして、僕は好きな子に赤っ恥を晒しちゃうんだろう、メランコリー
拍手お礼A
パチパチ!
「赤司くん!いっぱい拍手を頂きましたよ!嬉しいですね!」
ニッコリ!
「あ、あぁ、本当にありがたい事だな(いつもポーカーフェイスなテツヤの満面の笑みを拝める機会は中々無いからな…可愛過ぎて目から血が出そうだ、むしろテツヤを目の中に入れてしまいたい、目の中に入れても痛くないむしろ快感な愛らしさに脱帽っ…!!)」
「赤司くん、あの、大丈夫ですか…?眼球が血走ってますよ…」
「…え、…あぁ、…ちょっと、寝不足でね」
「そうですか…ちゃんと睡眠はとらないといけませんよ?」
「そ、そうだな…気を付けるよ(…睡眠……もし仮に、眠る時にテツヤが添い寝してくれたら……)」
『…赤司くん…良かったら……僕を、抱き枕にしてください……ぎゅっと、やさしく、抱きしめて…?』
「っ…!!勿論だよ、テツヤッ!!!一晩中離しはしないさっ…!!」
「えっ、赤司くん、急にどうしたんですか?何が勿論なんですか?一晩中って…?」
「…あ、(し、しまったああああっ…!!!現実と妄想がごちゃ混ぜになって、ついオカシな悶え声をあげてしまったああああっ!!絶対テツヤにドン引かれたあああ終わりだあああ!!恥ずかしいいいっ!!!)」
「…あっ、赤司くん…顔、真っ赤ですよ!…もしかして、熱があってオカシイんじゃ、」
「え、」
コツリ、テツヤのオデコとボクのオデコ、コッツンコ
メノマエにテツヤ、トイキがフレル
キャパシティ・オーバー!!
「…ぶふぅっ…!?!?」
バタッ…!!!
「わあっ?!赤司くんっ、しっかりして下さい!!」
ボタボタボタ…、
「あっ!だっ、誰か来て下さい!赤司くんが倒れました!しかも、鼻出血です!お鼻が真っ赤っかです!!」
あぁ、テツヤ、お前の可愛さと優しさは罪だよ
「テツ?!どうし、…ギャハハハハハハっ…!!!」
「青峰、うるさいのだよ…、…っ!!ブフォッ…!!」
「緑間っち、何プルプル震えてうずくまってんスか、……赤司っちぃぃいいい?!?!誰に鼻を殺られたんスかあああっ…?!?!めっちゃ面白いんスけどー!!!」
「黄瀬ちん、何騒いでんの……あ、赤ちんが萌え死んでる。ご愁傷さま〜」
僕をこんな恥曝しにするんだから、全く、憎めない困ったちゃんだな
「皆さん!何笑ってるんですかっ!!
ズルいですよ!
僕が一番爆笑したいのを我慢しているのにっ!!!」
僕の心、テツヤ知らず、メランコリー
あたたかい拍手をありがとうございました!!