*【未必の恋】のその後のお話…かもしれない
あっ、と呼吸を忘れた瞬間
ドキリ、驚いて、瞳を見開いて
パチリ、まばたきすら、出来ないままに
「テツヤ…学習能力が足りないね。また、隙だらけだよ」
チュッ、嬉しそうに軽快な唇の音を鳴らす
「あぁ…そんな可愛らしいカオ、僕以外には死んでも見せたくないよ……」
ただでさえ、綺麗な君は、いっそう、キラキラ、きらめいて
「……じゃあ、次は、ちゃんと瞳を閉じようか…テツヤ」
僕のココロを、何度だって、
「…素直で可愛い、僕のテツヤ、愛しているよ…」
甘く、優しく、ときめかせるんだ
ドキドキ、キュンとする、恋の音色をキミと奏でよう