あの人はただの子どもです。人の心をどこまで傷つけていいのか、その加減がよくわからない、あたたかい気持ちで包めない、心が未発達な子どもなんです。僕だってただの弱い人間ですから、力一杯痛めつけてくるあの人の愛情が、辛く悲しい時もあります。それでも、子どもだから仕方ないって、ついつい許しちゃうんです。必死に母親のぬくもりを求める、

「テツヤ…ごめん…傷つけてごめんなさい…やだ、嫌いにならないで…好きなんだ…テ、ツヤ、テツ、ヤ、テツヤテツヤテツヤ…!!」

かわいそうな赤司くんのこと





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