■珍しく風邪をひいた赤の元へお見舞いに来た黒



君の為に強くありたい
君の前で弱さはみせない


「やっぱり、顔赤いですね」
「僕は風邪なんてひいていな…」

ピタリ、

「!!…テツヤ?なに、おでこつけて…」
「…もう、こんなに熱いのに、往生際が悪いですよ」

パッ、

「あっ…」
「え?何ですか、赤司くん…名残惜しそうなカオして」
「…もう一回」
「え?」
「おでこで熱を測ってくれ」

こんな姿、見られたくない
だけど
たまには風邪も、悪くない





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