詰め込みたい、お前の愛を全て


「ゲホッ!ゴホッ!」
「赤司くん!大丈夫ですか?!」
「…ゼェ、ハァ…だ、大丈夫だよ…ちょっとむせただけさ…背中をさすってくれてありがとう、テツヤ…」
「もう…急いで食べるから喉につまらせるんですよ!ゆっくり味わって召し上がってください…」
「ふふ…テツヤの手料理が嬉しくてね…」

「赤司っち!黒子っちが作った大量のゆで卵、俺らの分まで一気に食べるなんて卑怯っスよ!」
「バキュームカーの如くゆで卵を丸呑みするとは…赤司、恐ろしい奴なのだよ…」
「赤司ッ!てめぇ…テツの手料理独り占めしやがって!」
「赤ちんひど〜い…俺が全部食べようと思ってたのにー!」
「黙れ。僕の嫁の手料理は何人たりとも食わせん、絶対にだ」
「赤司くん、口元にゆで卵の欠片がついてますよ…子どもじゃないんだから、もう」






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