*【赤司征十郎の生きがいです】と同じ設定です!


「あっ、」

部活も後半に差し掛かり、ハードワークによって乳酸のたまった足がもつれた黒子

力なく前のめりになっていく、このままでは身体が床へ叩きつけられ、


「テツヤアアアアアッーーー!!!」


そうになるのを、すかさず回避したのは赤い閃光のように飛び出した我らが過保護代表・赤司征十郎だ

溺愛してやまない黒子の名前を絶叫しながら、凄まじいスライディングをして、傷一つつけないようナイスキャッチ!


「…あ、…りがとうございます…赤司くん」

「もう…テツヤったら、危なっかしいなぁ…ほんとに、僕がいなきゃ、傷だらけだぞ?」


危機一髪を救った赤司は、そう忠告しながら黒子の頭をコツンと小突く

やはり自分の唯一の生きがいだからだろうか、その顔は喜色満面

黒子にこれからシッカリして欲しいようで、黒子にこのままウッカリしていて欲しいように思えてならない、そんな通常運転の赤司だった





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