※本誌にて下衆の極みだと判明した赤司さんが晴れて下衆組みに仲間入り。下衆筆頭といえば、言わずと知れた花宮さん。そこで、花宮さんと赤司さん、どっちが下衆か考えると、まだ赤司さんが未知数なので決着はつけられない。ただ、仮にふたりが黒子くんをめぐって普通にバトルしたら、花宮さんのマロ眉毛を寸分の狂いもなく鋏でジャキーーンと切り落とす超笑顔の赤司様がいらっしゃって、花宮さんがとてつもなく可哀想に思えた…というニニ子の妄想の基づいた赤司vs花宮のこばなしです。





「花宮さん、テツヤにちょっかいをかけるの、即刻止めて頂けませんか」

「あ?お前アイツの何なんだよ。どーせ勝手に付きまとって勝手に所有化してんだろ?アイツ生意気だけど可愛がり甲斐がありそうだからな、やめねぇよ?」

「…そうですか、僕の忠告を無視してまで、テツヤに執着するんですね…仕方ありません。かくなる上はこの僕が直々にその気持ちを断ち切ってあげましょう」

「は?お前、なに、鋏持っ、」


ジャキーーーン!!!パラパラパラ…、


「は…う、うわああー!?!?お、俺の眉毛があああっーー!!!」

「おや、ご立派な眉毛が行方不明ですね…フフフ…よくお似合いですよ、下衆宮サン」

「げ、下衆は躊躇いもなく人の眉毛を鋏で切り捨てるテメエだろーがっ…!!…こんなマヌケなカオじゃアイツに会えねぇ…ちゃんと生えてくるまで眉毛を毎朝描くハメになるのか…クソッ!!」

「お可哀想に…強力な油性マジック、差し上げましょうか?」

「いらねぇよ!!!」






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