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Diary


 【オリジナル】 おっさんが女の子になる話
土木の建設のとこで働く中年オヤジ。
両親他界済み妻子なし。
自堕落で建設現場にもよく遅刻するので「お前次遅刻したらクビだかんな!!」って毎朝言われてる。でもキチンと働くのでなんやかんや許されてる。


いつも通りタンクとパンツ一枚で起きたら女体(しかも若返ってる)になりました。
健康なオッサン脳なのでちょっと体いじってイヤンな自慰的行為をしようとするけど、いざ鏡を見たらいたいけな女の子にそんなことできなくなった。
ヘタレ。

さて、これからどうすっか。
こんな体で行っても筋力ねぇだろうしなー。
つか俺ってわかんねだろ。

あ。これって実は中身が入れ代わってるってやつじゃねぇ!?
いやでも此処俺の部屋だし。
エロマンガの読み過ぎか(笑)←

でも現場はどうなってんのかなーってわけで行ってみる。

勿論服装がぶっかぶかなのですぐそこのショボい服屋でちょっと買ってから。
ブラジャーは当然つけてない。


誰に聞きゃあいいかな。
ちょうどいいところに後輩A。
「すみません」
「ん、どうかした?」

あ、なんて聞こう…。俺どうなってんの?とか意味分からんよな。
考えてない。基本的に行き当たりばったり。

「山崎夏彦さんいませんか?」
「まだ来てないなー」

そしたらたまたま通りがかった現場監督が
「あいつクビにしたった」
「「え!?」」
「ふん!」すたすた
「あー…。らしいよ」
「く…クビ…」

まじかよついに職失っちまったよ。やっべこれからどうすっかなー…。

「…じゃあ…いいです」
「え、待って待って!伝言とかあったら伝えるよ。何か用事があったんだろう?」

「あー…」
「君、名前は?」
「や、やまざ…きなつー…め、です」
「山崎棗ちゃんか。ははっ!ナツさんと同じ苗…字、だね…え?もしかしてお父さん…とか?」
「あ、まぁ、はい」
「そ、そっかー。えーっと、独身だって…聞いてたけど…」

口が滑ったっつかすごくややこしい嘘をついちまった!!えー…あー…どうするどうする!?

「別れてからできた…らしくて。オヤ…お父さんも知らない…らしくて」
「お母さんは?」
「た、他界しました」

「そう…そうか。あー…じゃあ家は?確かその辺のアパートに住んでるって聞いたんだけど…」
「アパートにはいませんでした。ここの住所の紙があったので、それ見て来たんです」

中略
「私、お父さんの家にいます。帰ってくるの待ってます」


帰り際
「おいオッサン!」
あ?
って振り返るとランドセル背負った坊主がこっち歩いてきた。

「どうした坊主?小遣いならやんねぇぞ」
「オッサンなんで女なの」

やっべそういやぁ今女のから…だ…!?
「お前なんで知ってんだよ!?」

「おれの部屋からオッサンのアパートんなか丸見えなんだよ。だからオッサンが女になるとこも見てた」

「わりぃ、頭が追いつかん」
「オッサンばかだろ」
「うるせぇくそガキ」

小学生の名前は龍之介。
たつのすけ×
りゅうのすけ○


後輩A来訪
帰ってきた?まだかー。
警察には…
以後、よく様子見にくる。夏彦と似てるところばかり見つける。
ホモも美味しいけどなんやかんやベクトルが棗に向けばいい。
若い。

痴漢助ける。
女の子友だちゲット
痴漢の影響で男性に苦手意識有りな構ってちゃん

男の子友だちゲット

↑が好きなホモも友だち化

現場監督来訪
連絡とれないから様子を見にきた。
あそこの建設も終わったし。
え?お父さん行方不明なの?
生活大丈夫?バイト?お金足りてる?援助した方がいい?
過保護。
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