「イヴァン、どうしたんだぁ?」
「今日はナターシャの誕生日なんだぁ。だからプレゼント選びに行こうと思って。ヴィアルもおいでよ。もう少ししたら姉さんも来るからさ」
「ナターシャ誕生日なのか。じゃあ俺もプレゼント買うか」
俺はナターシャが好きだ。
プレゼントと一緒に愛を渡すんだ。
どうだよ!我ながらいい案だな。
彼女がデレるところを見たいだけなんだけどな!
「イヴァンちゃーん!」
どいーんばいーんと胸を揺らしながら走ってくるのはイヴァンとナターシャのねーちゃんのライナさん。
ホント胸でけぇ。
「ライナさん、ども」
「ヴィアルちゃんも一緒に来るの?」
「俺もナターシャにプレゼントあげたいなと思って」
「ありがとう。ナターシャちゃんも喜ぶわ!」
と3人でナターシャへのプレゼントを買った。
俺は淡い水色のリボン。
イヴァンはピンクのカチューシャ。
ライナさんは黄色いワンピース。
そして俺は2人と別れて携帯を開いてナターシャにメールをした。
"渡したいものがあるから今日会えないか?"と。
すると5分くらいでメールが返ってきた。
"今から私の家に来い"
俺はすぐにナターシャの家に向かった。
――
「ナターシャ!」
ナターシャは玄関の前に立っていた。
いつも通りの顔で。
「ヴィアル、渡したい物ってなんだ?」
「ああ。これ。誕生日おめでとう、ナターシャ」
「…!!」
俺は包みを手渡した。
ナターシャは一瞬驚いた顔をして包みを興味深そうに見た。
「……開けてもいいか?」
「ああ」
ナターシャは包みを開けて中のリボンを見つめる。
「…リボン?」
「ライナさんやイヴァンと選んだ。気に入ってくれると嬉しいぜ」
「兄さんが!」
このブラコンが…まあそんなナターシャも好きだけどな。
「なぁ、ナターシャ」
「なんだ?」
「俺はナターシャを愛してるからな」
「…!!」
なぁ、ナターシャ。
イヴァンの次に大事な存在にしてくれないか?
誕生日おめでとう。ナターシャ。
"兄の次に大事なの"
(私には兄さんがいる)
(知ってるぜ)
(だけど…兄さんの次に大事な存在にしてあげないこともない)
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ナターシャ誕生日小説でしたー。
色々gdgdですが許してください。
愛は込めました。はい。
というわけでナターリヤ、誕生日おめでとう!^^
10 0825 前サイトにup
10 1207 編集して再up
前サイトの短編です。
文がひどいねwww
読み返すのが恥ずかしい(爆)
初の男主でした。
ちなみに言うと男主のデフォ名はオリキャラから取りました(笑)