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「#お仕置き」のBL小説を読む
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どーもはじめまして。

わたし、ピカチュウ!名前はまだない!

トキワの森でピカチュウやピチューたちと仲良くほんわか生きてる野良ポケモン。

森にいれば木の実はおいしいし遊びは尽きないし最高なのだ。


でも、今日はいつもと違かった。

今日もみんなとかくれんぼや鬼ごっこをして遊んでいたら、枝で足を切ってしまった。

しょぼくれてそれでも歩いていたら、足はどんどん痛くなっていった。



痛い…

いたいよう…



頻繁にバトルをするほかのポケモンと違い、群では強いオスたちが戦ってくれていたからわたしにはバトルの経験がほとんどない。

つまり、けがや痛みに弱いのだ。

ズキズキ痛む足にむち打って、頑張って歩いていたけれどそのうち一歩も進めなくなってしまった。



みんな…どこ…?
こんなに歩き回っているのにみんなの匂いがしない。

それどころか嗅いだこともないにおいがどんどん強くなっていく。

森の木々も見たことがないものばかり。




こわい…

いたい…

もう、つかれちゃった…




……ねてしまおう

木のウロで眠ればきっとみんなが見つけてくれる。

起きたら、またみんながいる。





そう思って私は目を閉じた。







(おや…?)
(こんな動物見たことありませんね)
(うさぎでしょうか?)


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