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  綱吉成代→アリババ成代


アリババ成り代わり(×復活)

ツナ(♀)がアリババ(♀)に成り代わり。
ちなみに十年後のドンナ・ボンゴレ。

名前は夏姫ちゃんとかにする。

トゥリニセッテの適合者と他数名も一緒に転生トリップ。

数名成り代わり。






南の島・シンドリア王国

政務官であるジャーファルが慌てた様子で王の執務室(使用頻度は少ない)に駆け込んだ。


「王よ!!」

「うわぁ!ジャ、ジャーファル!俺は真面目に仕事をしているぞ!今は」

「今はって何ですか…ってそうじゃない!緊急事態です!」

「緊急事態?」

「ミルフィオーレ王国が我がシンドリアの王宮の一部を貸してほしいという内容の文書が届きました。」

「あの侵略国家のミルフィオーレ王国が…!?使用目的は?」

「それが詳細不明でして…世界のための会議、としか…」

「世界のための会議…?そんな怪しげな目的でこの王宮を貸すわけには…」

「しかし…あのアルコバレーノも全員招集すると言っております」

「世界最強の七人を!?なぜ最近できたばかりの国家がそんな伝手を持っているんだ!」


世界最強の七人…通称アルコバレーノ。
あらゆる分野で卓越した才能と技能を持った者たち。
異世界から来たもの…マギが生み出したジンの一つ…マグノシュタットが創った魔法兵器…あらゆる憶測が飛んでいるもののその実態は全く掴めない。


「……やむおえん。許可をする…が、」

「はい。我々八人将の同席を条件にします」

「頼んだぞ。あのミルフィオーレ相手ですんなり行くかどうか分らんが…」









「なんだかジャーファルさんたち忙しそうだね」

「どこかのお偉いさんたちがシンドリアに来るみたいだね」

「急な話だったようでジャーファルさん以外にも走り回っている人ばかりです」

アラジン、アリババ、モルジアナは王宮の窓に腰掛けてのんびりとした時間を過ごしていた。
師であるヤムライハ、シャルルカン、マスルールも八人将としての仕事で手いっぱいになってしまっているため修行はお休みなのだ。

「うーん…僕たちも手伝えるといいんだけど」

「無理だよアラジン。これはこの国の仕事でしょ?食客とはいえ部外者の私たちには手が出せないよ」

「そうですね…」

アラジンたちにできることはこうして邪魔にならないように固まって大人しくしていること。
もともと自由な魔法研究を好むヤムライハや仕事よりも剣術を愛するシャルルカン、暇さえあれば昼寝をしているマスルールの気を散らさないためにもそれが最善だった。


「何が始まるのかな…?」

「会議だよ」

「会議?アリババくんは知ってるの?」

「うん」


だってそれは、私たちのための、世界のための会議だもの。


「何を話し合うのかな?」

「…さあ?」


むしろまともな話し合いになるかが心配だ。
いざとなったら一帯が焼け野原になることも覚悟して戦闘するしかない。
それだけは何としても避けたい。


アラジンが運ばれていく荷物に目を奪われている間、アリババとモルジアナは、



「もうすぐ始まるね、クローム」

「そうね…私は貴女について行くわ、ボス」



小さく笑いあった。
















原作と違う設定がいくつか


・クロームと骸は二人で霧の守護者
・10年後夏姫は本当に白蘭に殺された
・その後やってきた10年前の夏姫が白蘭を倒した
・ザンザスたちヴァリアーは夏姫に従っている
・というか反発されるたびにサシで勝負してたら従うようになった


魂の記録(アカシックレコード)
マギ世界で発掘された世界の創造と運命について記された本。謎の言語で書かれており、未だに一部しか解読されていない。
ここにトゥリニセッテについての記述がある。


アリババ・サルージャ
元沢田夏姫。ボンゴレ十代目として歴代最強と呼ばれていたが白蘭に射殺された。
10年前の自分の記憶を受け継いでいるので到達点なども使える。実質世界最強。
仲間が何よりも大切で自分よりも優先しがち。
容姿は原作アリババを女体化した感じ。瞳はオレンジ色。
アモンの剣で戦うよりもグローブで戦ったほうが強い。


モルジアナ
元クローム髑髏。容姿はモルジアナ。
力が使えるようになってからは骸の魔力も使える。
骸三叉の剣を預かっている(周囲は装飾の類だと思っている)戦闘は足技。
夏姫をボスとして心から尊敬している。
骸が大好きだが恋愛感情ではない。


ムクロ・ロクドウ
マグノシュタット出身。首席卒業者。
革命には加わらなかった。ヤムライハのあこがれの魔術師。
独自に"構築魔法"を生み出し操る。
世界中に神出鬼没に現れる。27歳、服装は中世貴族風のもの。杖=三叉の槍
モルジアナとあらゆる意味で同一化しているためファナリスの怪力を使える。
夏姫を慕っており、アル・サーメンを憎んでいる(下賤なマフィアと似ているから)


ハヤト・ゴクデラ
マグノシュタット出身、首席卒業の天才魔導師。水と風を操る。
容姿は前世とほとんど変わらない。
年齢は16歳。服装はシンプルなシャツとズボンにマントを羽織っている。杖は髑髏でゴテゴテ飾りがついている。
夏姫至上主義者。だが元24歳なので冷静さを持ち合わせている。
マグノシュタットで研究員として生活している。


リョウヘイ
元レームの剣奴。ファナリス。
マスルールの師匠だったこともあるが剣は苦手。
記憶を取り戻して以来その地位を脱して世界に武者修行に出る。
25歳、容姿は原作了平を赤髪にして目元をちょっと変えたくらい。
服装はこだわらないためいつもボロボロのものを着ている。
夏姫を妹のように可愛がっているが同時にボスとも認めて慕っている。


山本武
煌帝国の下町生まれ。その後レームで剣闘士となる。
レームで了平と再会し、手紙をやり取りする仲。
16歳で容姿は原作と変わっていない。着ているものは着流しが多い。
時雨金時を常に腰にさしている。
夏姫のことは親友として大切で、同時にボスとして尊敬しており忠誠を誓っている。
現在もレームで剣闘士をしている。


キョウヤ・ヒバリ
世界中に情報網を張り巡らせている諜報集団のトップ。組織名フウキ団。
本人はめったに表には出ないが、凄まじい戦闘力も持っていると噂され、迷宮攻略者ではないかと囁かれている。
25歳で服装はスーツっぽいものを好んでいる。いつもヒバードがたくさんいる。
夏姫のことはお気に入りで、興味の対象。忠誠心もある。
世界各地に散らばった転生者たちの居場所や地位などを調べて把握している。


ランボ
とある小国の王子。ただし王位継承権は低い。
国の名前はホヴィーノ王国。昔から遊んで暮らしていた。
15歳で牛柄のシャツにタキシード。容姿は原作10年後ランボ。
これといった武器は持っていないが角はおしゃれで身に着けている。
夏姫のことは姉としてとても慕っていた。ボスとしては微妙。



白蘭
ミルフィオーレ王国を立ち上げた国王。超過激派の侵略国家。
真6弔花を従えている。
見たこともない技術を使い、たった一人で国を滅ぼすことができるとも噂される。
10年前の夏姫に倒されてこの世界に来た。
ユニを大切に思っているため夏姫を恨んだりはしていないが戦闘狂。



練紅炎
元ザンザス。キレやすい俺様野郎だが夏姫には逆らわないし逆らえない。
そして夏姫を敵に回すことは絶対に避ける。

練紅明
元スクアーロ。傲慢だけど苦労人。紅炎の暴力にはホトホト困っている。
ザンザスを止めることができる夏姫には感謝している。

練紅覇
元ベルフェゴール。怠惰だけど仕事はきっちり。
夏姫をお姫さまと呼んで慕っている。

練紅玉
元フラン。なんか性転換しててびっくりした。
夏姫を護衛するためにシンドリアへ来た。別にシンドバッドのことは好きじゃない。つーか「師匠より派手な変態がいるなー」くらいの認識。
夏姫のことはとりあえず偉い人?って認識。師匠より偉くてボスより偉いから。

ルッスーリア
レヴィ
紅炎の側近。



アルコバレーノ
世界最強の七人といわれているが、詳細不明。しかしかなり有名。
その名を利用しようものなら何者かに暗殺される。
世界中にある迷宮の中に住み着いており、王に選ばれるわけでもないのにジンと仲良くなっている。
攻略せずとも自由に出入りする術があるらしい。

リボーン→ザガン
風→アモン
ヴェルデ→?
スカル→?
コロネロ→バアル(現在シンドリアで軍の教官補佐)
ラル=ミルチ→フルフル(現在シンドリアで軍の教官)
マーモン→紅炎が攻略した迷宮(現在煌帝国の第二神官)

練白凛(れんはくりん)
元ユニ。煌帝国の第九皇女。
5歳で、容姿はユニをそのまま小さくした感じ。頬に痣はない。
白龍、白瑛の実妹。
マギ世界に一番最後に生まれ落ちた。その瞬間に転生者全員の記憶が復活した。
まだ幼く力が安定しないため、ユニの分の炎負担は夏姫が肩代わりしている
夏姫を姉のように慕っている。




トゥリニセッテの適合者たちが集まると元の体に一時的に戻れる。そして強すぎて何もいえない。
十年後の夏姫ちゃんはプリーモの伝説を塗り替えて新・歴代最強の座に。本気のイクスバーナーでシンドリアくらいなら吹き飛ばせそう。

夏姫たちは向こう側の世界からやってきた"異邦人"
アルサーメンたちは何か知っているようだが詳細は夏姫達すら知らない。
マギの世界にもトゥリニセッテがあったが、何らかの原因により機能しなくなってしまったため夏姫達が支えるためにトリップしてきた。
所詮異邦人であることと何時かは向こう側の世界に戻らなくてはならないため、マギの世界でのトゥリニセッテ保持者を探している。

夏姫(アリババ)はシンドバッドを後継者に選ぶ予定。だから会議をシンドリアで行うように白蘭に言った。


大空→シンドバッド
嵐→ジャーファル
雨→シャルルカン
霧→ヤムライハ
雲→ピスティ
晴→マスルール
雷→スパルトス

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