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  超絶イケメン主人公と冷徹すぎる風間さん


風間さんが少し酷い人。でもハッピーエンド。


主人公は超絶イケメン。長身痩躯に整った精悍な顔立ち、ピンと伸びた背筋やしなやかな足を持つモデルも霞む美形。

しかし、女の子。

胸はほとんどないため格好によっては完璧に男。女らしい服を着ていればカッコいい系女子になる。
主人公、イケメンに加えてポジティブでフェミニスト。運動勉強なんでもござれの完璧超人。だが風間さんに一目ぼれしたのが不幸の始まり。

中学生の時にトリオン兵に襲われ、友達を庇って浚われそうになったところを風間さんに助けられて一目惚れ。そのまま勢いでボーダーに入りもともとの才能も有ってあっという間にB級昇格。そしてA級に。
スコーピオンを使うアタッカー。太刀川隊に所属しており、個人ランク戦は10位前後。

風間さんにオープンアタックを仕掛けているが鬱陶しがられている。
風間さんが以前適当に答えた「好みのタイプは清楚系」を信じて髪を伸ばしたり服の系統を揃えたりと努力しているが効果はない。
日に何度も「風間さん好きです!」「必ず幸せにします付き合ってください!」と言っているが「寝言は寝て言え」「今この瞬間俺の幸せは失せた」などなど非常に辛辣な答えしか返ってきたためしがない。

主人公は高校2年生。出水たちと同じ学校で同じチームでもある出水とは親友。
盲目的に風間さん一直線な主人公にあきれつつ応援してあげている弾バカイケメン。

風間さんは鬱陶しいと思いつつどれだけ突き放しても寄ってくる主人公に、無意識に気を許している。というか若干甘えている。そのため言動が遠慮なくキツイ。主人公は気にしていないふりをしているが、恋する乙女は非常に傷つきやすいということを全く考慮していない。というか主人公を女とみていない。

主人公は500回目の告白をするため風間さんと無理やりデートの約束を取り付ける。
精いっぱいのおしゃれをして慣れないメイクをすれば主人公はハイレベル美少女。それを見て内心すごく動揺する風間さんがいつもの5割増しくらい刺々しい言葉を吐いてしまう。「その服は似合ってない」とか「だらだらと髪を伸ばしていて邪魔くさい」とか。
ついに主人公に限界が来てぼろぼろ泣きながら「はい、分かりました。今までごめんなさい風間さん」といって帰ってしまう。
帰り道に腰まであった髪をベリーショートにしてスカート類は制服を除きすべて破棄。好きな人の好みに合わせた生活なんてもうやめる。自分に一番似合う、自分らしい生き方をする!と心機一転。

それから風間さんを見ても会釈程度、他の隊員との交流を深めたり新しい趣味を探したりして生き生きしている(ように見える)主人公に傷つく風間さん。それに気づき、ようやく自分が主人公に好意を寄せていることを自覚。
「俺はお前のことが好きなのかもしれない」と言ったところ「あはは、風間さん冗談下手ですね!そんなの誰が聞いたって嘘だってわかりますよ!」とバッサリ。しかし自業自得感拭えない…

それからは関係が逆転。
「好きだ」「今まですまなかった」「どうすれば許してもらえるのか教えてくれ」という風間さんに「またまた〜」「何がですか?」「許すも何も怒ってないですよ」とにっこにこ笑顔で返答する主人公。


最終的には風間さんの気持ちが本気だと分かって混乱しつつお付き合いを始める主人公だけどやっぱり不安いっぱいで面倒くさい彼女になっちゃう主人公を今までには考えられないくらいのデカい器で受け止めてくれる風間さんになるんだけどどうやればいいのか…

ちなみに面倒くさい彼女とは、すぐ泣く、何をしていたかやたらと知りたがる、メールの返信をせかす、他の女性と話していると不安がる、など。しかし風間さんもなかなか嫉妬深い。これらが自分限定ならなにも思わないがちょっとでも主人公の気が他の男に向きそうになるとその男に対してものすごい殺気を放つ。主な被害者は出水を中心とした高校2年組と後輩組。

名前:鹿島蘭
身長:176cm
モデルは月刊少女野崎くんの鹿島遊。裏設定では主人公、鹿島くんの双子妹。
顔立ちはほぼ一緒で違うのは髪の長さくらい。ベリショにしたせいで瓜二つに。
主人公は敬語キャラで学校の紳士として有名。野崎くんのアシスタントの1人でモブキャラ担当。堀ちゃん先輩のファン。
どうでもいい裏設定ですが…

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