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『こ…此処は…?』
回りを見渡すと、見覚えのある部屋だった。
雪華はツナの部屋に座り込んでいた。
「雪華ちゃん!!」
ギュウ
普段は雪華の身長が高いため無理だが、今は座り込んでいるため、細い雪華はツナの腕の中に収まった。
『ツ…ツナ?///』
抱き締めることはあっても、抱き締められる事は無いため、てれているようだ。
ドキンドキン…
『(こんなにちかかったら…心臓の音が聞こえちゃうよ…//)』
ツナの肩越しにはリボーンや海に里奈、美咲がいた。
「…た…」
『へ?』
「よかった…無事で…」
そういいながら涙を流したツナ。
「雪華ちゃんが無事でよかった…」
そう言うと、少し照れくさそうに笑った。
ドキンドキン…
『!』
自分のものではない音が聞こえてきた。
『(これは、ツナの心臓の音…?////)』
内心悶えている雪華
「あっ、ごめん!いきなり…その…」
雪華の背中に回していた腕を解き、あたふたするツナ。
『別にいいよ』
少し照れくさそうに笑った。
「////あ、それと…
おかえり」
たったその一言に涙が出そうになった。
だがその涙をおさえ、言った。
『…っただいま』
感動的な再会。
でも時空の女神は簡単には泣けない。
時空の女神は、特別だから…
まだ何もしらない大空は、この後全てを知り、絶望する。
全てを知るのは、そう遠くはない…
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