凍結小説 | ナノ

59


雪華side〜




綱「雪華ちゃん!!!!」



『ツ…ナ?』




俺は、目を見開いた。



綱「雪華ちゃん!聞いて!!
俺、雪華ちゃんに言いたい事があるんだ!!!!


俺は…、

俺は雪華ちゃんが好きだ!!だから、戻ってきて…」




俺は自分の耳を疑った。



今、ツナは何て言った?

好き?誰が?俺を?



ツナが俺を、好き?



…スキ?




俺は足を止めた。




そして亀裂に向かって叫んだ。



『俺も、綱吉が好きだ―――!!!』





パァアアアアア…





虹色の光が、亀裂を包んだ。




俺はその光に、吸い込まれた。




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