私が通う立海大付属中を含む立海大とその付属校は今日式典だ。
なんか立海大の何十周年かだとか。
…はっきり言って興味ない。というか座ってないでさっさと帰りたい
そんなことを考えていると気付いたら私は夢の世界へと旅立っていった
「ん………」
ふ、と目を開けると私は自分自身が寝ていたことに気が付く。
…周りが騒がしい。
まだ式典が終わってないというのに。
はぁ、とため息をつくと私は一つのことに気が付いた。
…左肩が重い
おそるおそる重みの正体を見て
「っ!?」
ばっと真逆を向いた。
いやいやいやいや!!
…そっと右の頬をつねってみる。
……痛い。夢じゃないんだ。
重みの正体、それは寝息をたてて眠る隣のクラスの幸村くんだった。
周りが騒がしいわけだ。
さて、この状態どうしようか。
と必死に平常心を保っていると「ん、あ………」という