「というわけで、行こうか」

「え?どこに?」

2人でニコニコ笑っていたかと思うといきなり私に行こう、といってきた精市。
私は呆気にとられる。

「もうジムバッジも手に入れたし、シテンホウジタウンよりも先、そうだな…次のジムがある、セイガクシティに向かおうか。まだ明るいし、何よりハユリもはやくジム制覇したくない?」

「セイガク…シティ?」

「うん。」

「ちょいまちや!」

それもそうだな…と思った時だった。
光くんが大きな声を上げ、こっちをみた。

「何?」

「ハユリさん…もうちょっと、ここにおったらどうです?はじめてここに来たんやろ?やったら、少し観光したらええんじゃないっすか」

「財前の言う通りや!姉ちゃん、わいと一緒に探検しよ!」

「俺も財前に賛成や。」

たしかに。
シテンホウジタウンはとても賑やかで観光してみたい…。

ちら、と精市を見ると

「…ハユリの好きにしたらいいよ」

といって小さくため息をついた…。

んー、とつぶやき、私は決めた。

「…じゃあ、明日の朝に出発しようかな」

「よっしゃ!それなら今からわいと探検しよー!!」

「金ちゃんそれはあかん!」

「なんでや白石!!」

「金ちゃんどこ行くかわからんからや!!」

「ぶー、白石のアホー!!」

「アホは金ちゃんやろ」

「アホって言ったほうがアホなんやで財前!」

「その言理で言ったら、アホは金ちゃんやな。」

「なんでや!?」

「先に言うたんは金ちゃんやん」

「…!」


「そや、今日はちょうどお祭りやってんねん。みんなで行かへんか?」


「お祭り?」

私はその単語を聞いてぴくっと反応する

「お?自分好きなん?」

「うん、好き」

「んじゃ決定やな!」

「ねえちゃん一緒にたこ焼き食ってな!!」

「精市はいく?」

「んー…そうだな、遠慮しとくよ」

「…そっか」




それから私たちは、おまつりを楽しみ、そして次の日になった。

シテンホウジタウン、そこはとても賑やかで楽しいところだった。



これにて、シテンホウジタウン編終了です。
な、ながかった…!!

久しぶりの小説で、文章力が心配です。
そしてグダグダになってないか心配です。

お祭りの話とか、シテンホウジのみんなとのお話は、一応作ってあるけどそれ入れるとただでさえ長い長編がかなり長くなりそうなので、読みたい!という方がいらっしゃれば書こうかなと。
もしかしたらそのまえに番外編で書くかもしれないけれども。

そしてサブタイトルと、内容があってない…







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