「あ、おかえりー!」
「おん。…そういや、ハユリさんはジムリーダーに挑むんやろ?」
「なんでそれを…」
「さっきゆ…精市さんから聞いたんすわ。」
「なるほど…」
「ところで、ハユリさんのポケモン見てませんでしたね」
「ああ…うん。私はこの子達だよ」
そう言って、ボールから、モシとしぃをだした。
「はい、ストップ。抱きつきません、しぃ」
ぱっとこっちを見て喜ぶしぃにぴしゃりという。
すると、しぃはかなり落ち込んだ。
「…このペンドラー、見た目とギャップがあるんやな」
「え?ペンドラーってこんなんじゃないの?」
「…ちゃいますよ…」
「え、ちがうの?」
「少なくとも、俺の知っている限りではそうっすわ」
「へー…そうだ、ここのジムリーダーってどんな人?」
「…どんな人って…」
「こう…タイプとか、」
「せやなあ…でも、それ聞いたらつまらんやん」
「…あー…」
「んじゃ、ヒントだけ。その人、毒草好きやで」
「…てことは毒タイプ…?」
「どやろなあ…」
そう言ってこっちを面白がってみる光くん。
ほんと、イケメンっていいよな。何しても様になる。
精市といい柳くんといい…
「ちなみに、残念なイケメンすわ」
「え、なにその情報」
…まあ、とにかく明日探してみよう、ジムリーダー!
*
ジムリーダーわかった方もいるはず。