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「はい、お茶どうぞ。」



「あ、お構い無く…。」



って、


「空丸くん!状況を説明して!」

小声で空丸くんに訴える。


でも空丸くんはそんな私を思いきり無視。



「おっせーなあの2人…。なにやってんだよ。」



イライラしているようだけど、
どうしたのかな?


はっ!



「もしかして私の存在が!」



「うるさい名前。あと、意味分かんない事叫ばないの!」



「うぅ…ごめんなさい…。」


しょぼんとへこたれる私。
年下に叱られる私って……。



「あはは!空丸はこんな時もお兄ちゃんっぽいね。」


クスクスと笑う白子さん。


「そういえば自己紹介がまだだったね。俺の名前は金城白子。よろしくね。」



「あ、えと。苗字名前と言います!自己紹介が遅れてしまってすいません!」



あわあわと自己紹介をする。


「そんなに慌てなくてもいいよ。名前、ね。よろしく。」


ふわりと笑ってくれる白子さん。


うわあ、後ろに光が見えるや。



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