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【ちょっとネタバレ】
実は中学まではバレーをやっていた。
千鳥山の女子バレー部のエースであり、2年連続でチームを全国大会優勝へ導いた。
得意とするのは男子顔負けの威力とコントロールのジャンプサーブとハイブリッドサーブであり、それは西谷ですら取り損ねることがあったという。
身長には恵まれなかったもののジャンプ力やサーブ、スパイクは女子とは思えないほど凄まじく、守備にも穴が無い、いわゆる『天才』であった。
しかし中三の冬に交通事故に巻き込まれてしまい、左腕と左ふくらはぎを5針も縫う大怪我を負った。
幸い後遺症は残らずドクターストップもかからずに済んだが女子バレーのユニフォームは露出が多く、傷を人に見せて同情されるのが嫌だったため、高校入学後はマネージャーとなった (しかし現役時代の筋トレはできる範囲で継続している)。そのため制服や私服に関わらず、一年中長袖を着ている。
他の部員には「バレーは辞めた」とだけ話している。
西谷は名前が事故にあったことは知っているものの何故バレーを辞めてしまったのかまでは知らない。
また、実は黒尾はいとこ（父の兄弟）であるが、10年以上前に1度会っただけである。
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