ハイキュー 『君の隣で』 | ナノ


1

《名前 side》

目の前に広がる光景は、目がくらむほどに眩しい。

自分があの時、プレイヤーから退く決意をできたのは、この眩しい光景を見せてくれる人達が好きだったから。
バレーができなくなっても、バレーを嫌いになれなかったのは、がむしゃらに飛び方を探す人達が大好きだったから。

だから初めはノヤを、今はみんなを。
大好きな彼らの背中を、支えたいと思った。

離れ離れになりかけていたみんなが今、また繋がり始めている。

─── 私もまた、みんなと繋がることができる……?



<< >>

目次
戻る
top
「#ファンタジー」のBL小説を読む
BL小説 BLove
×
- ナノ -