第一章 中学時代〜USJ襲撃事件 | ナノ


おまけ


──── ガラッ



麗日「でデク君デク君!!おかえり!!男のインネンどうだった!?あとあの2人ってやっぱそういう関係!?」

緑谷「へあっ!?」



教室に戻るなり、麗日を始めとする数人に取り囲まれる緑谷。

緑谷は何事だ!?と目を白黒させた。



飯田「学校でみだらな行為は許せないな!緑谷君、彼らと顔馴染みなんだろう!?君からも何か言ってくれ!!」

緑谷「はい!?み、みだら!?」

芦戸「爆豪と名前が校庭でチューしてんの!緑クン見たー!?」

緑谷「ちゅ、チュー!!?」



あ、あの二人が!!?
ちゅちゅちゅ、チューって……!!?

自分のことではないのに、ぼふっと緑谷は赤くなった。



蛙水「幼馴染みの緑谷ちゃんなら何か知らないかと思って、みんな待ってたのよ。ケロケロ」

緑谷「か、かっちゃんと名前ちゃんのこと……!?確かに仲は良いけど、あの2人は恋人とかそういうんじゃないよ!?」

上鳴「んなわけねーだろあんなことしておいて!朝聞いたら付き合ってねーっつってたけど……。ほら見ろよ、まーた腕組んで歩いてら。リア充滅べ」



上鳴に誘導されて窓から外を見れば……。
なるほど、確かに腕を組んで歩く2人の姿が見えた。

だけど、あれは……。



緑谷「……あ、あれは多分……名前ちゃんがかっちゃんをスーパーに無理やり連行しようと引っ張ってるだけだと……」

上鳴「……スーパー……」

緑谷「それに多分……ちゅ、チューは、その……かっちゃんが名前ちゃんに頭突きしただけだと……」

芦戸「……頭突き……」



その場が、なんとも言えない空気に包まれた……。






(一連の行為1-Aの教室の窓から丸見え)

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