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君の隣は譲らない








私の彼氏は、すっごくカッコ良くて、ちょと意地悪だけど、笑った顔とかすっごい可愛いし…
テニスしてる姿は、誰にも負けないくらいキラキラしてて…


とにかく、私の彼氏・切原赤也は、めちゃくちゃ格好いい自慢の彼氏です!!


そんな赤也の彼女(たぶん)の私、ななには悩みがあります。



それはー…



「なな!」


昼休みに入り、ジュースを買いに行こうと廊下を歩いていると、赤也がニコニコしながら私に手を振ってきた


「! 赤也」


大好きな赤也を見つけて笑顔で赤也に近づいた



「どこいくの?」



「ん?あぁ、これから先輩たちとメシ食いに行くところ」



ホラ、また先輩…
そう私の悩みは、赤也の側に居るのが私でないこと



「赤也!!!」



私でない誰かが赤也を呼んだ


振り返るとそこには赤い髪と銀髪が…


丸井先輩と仁王先輩だ…


「丸井先輩に仁王先輩っ!!?」「たく、遅いんだよぃ」



「幸村に言われて迎えに来たんじゃよ」

「あ!すみません」



先輩と楽しそうに話す赤也。そりゃさぁ、赤也はレギュラーだし自然的に先輩と多く一緒に居るけどさ…
赤也の彼女は、私だもん…



「なな…?」


「あぁ〜赤也が彼女泣かせたよぃ」



「お、俺のせいっスか??」



「………」



あぁ…なんか涙出てきた…
だめだよ!なな!泣いたらだめだっ!!




「なな?どうした?」



もう、言っちゃってもいいよね……




「……は、…だもん」


「えっ?」

「赤也の彼女はななだもんっ!!」赤也の隣はななだもん!!!!」


言った…


廊下で言ってしまった



赤也も丸井先輩もビックリしてる


何故か仁王先輩は笑っている


「ククッ 赤也」


「!はいっ」


いきなり仁王先輩に呼ばれた赤也

「今日は、彼女さんと昼飯食いんしゃい」



「「は?」」



見事に丸井先輩と赤也がハモった



「ホラ、行くぜよ。ブンちゃん」



「あっ!?おい、待てよ仁王!」


それだけ言うと仁王先輩と丸井先輩は行ってしまった




「…おしっ!メシ食おうぜ!##name11##」



「えっ?いいの…?」



「俺の彼女はななだろ!」


そう言って笑った彼は凄くカッコ良かった



君のとなりだけは譲らない
(ななさ、先輩達にヤキモチ焼いた??)
(ち、ちがうもんっ!)





fin




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