name change
君と一緒に





「ブンちゃん!!ジャンケンジャンケン!!!」




「おぅ!」




「マジでやるんスか?」



ここ、立海大男子テニス部部室では、レギュラー専属マネージャーのななとブン太・赤也がかくれんぼをするために、ジャンケンをしていた





「「じゃーんけーん」」





ななとブン太はノリノリなのに赤也はあまり乗る気ではない様子…




「「ぽんっっ!!!」」






・・・・・





「いっえ〜い!!赤也の負けぇ!」






「赤也が鬼だからなっ☆」






「えぇ〜ι真田先輩に見つかったら怒られるッスよ!!」





赤也が不満をこぼすも、まったく聞いてない二人はすぐさま隠れにいった

「どこに隠れる??」



なながブン太に聞くとブン太は少し考えてから、あそこだ!!と言って走り出した





「えっ?ブンちゃん!?」




急に走り出したブン太にななは焦る





「なな!早くこいよ!!」





「ま、待ってよブンちゃんっ!!」







・・・・



「…ここに隠れるの?」






「おう!!」





不安気に言うななと自信満々に言うブン太






「でも、狭くない?」






「大丈夫だろぃ!!絶対ぇ、バレねぇからっっ!!」





「うん、でも…」






「嫌なら別にいいからなっ!ななは違うところに隠れろよ」





「えっ!?嫌だよ…ここにブンちゃんと隠れる」





「おっし!!んじゃ、隠れよーぜっ!!」


「……」





数十分後、赤也は一つのロッカーの前で唖然としていた






「何しちょるん?赤也」





そんな赤也の元に来たのは、コート上の詐欺師こと仁王雅治




「仁王先輩…コレ見てくださいよ…」






仁王は赤也が指さしたところを覗く



そこには、ななとブン太が二人仲良く寝ていた





「zzZ」



「すー‥、すー」





二人でロッカーの中に
(何しちょったんだ?お前さん等…)(かくれんぼっス…)






fin





- 4 -


[*前] | [次#]






人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -