name changeあまいイチゴ飴
あなたからの気持ちはとても甘いモノでしたー…
「ふぁ〜気持ちいい」
私は、大嫌いな英語の授業をサボって屋上へときていた
「あれ?先客かよぃ」
「えっ?」
ドアの方から声が聞こえドアの方を見ると丸井君がいた
「ま、丸井君ッ!!!!」
うわぁ〜今顔真っ赤だよ//
丸井君は、私の好きな人
1年生のころに、テニスしている姿を見て胸が苦しくなったのを覚えている
つまり、一目惚れ…
「俺の事知ってんのかよぃ」
丸井君は私の隣に腰をおろす
「しっ知ってるよ!!丸井君有名だし、」
「ふ〜ん、俺も知ってるぜ?ななだろぃ?」
「えっ??」
な、なんで丸井君が私の名前知ってるの????!!!!!!
「なな!これやるよぃ」
ふいに丸井君がくれたのはイチゴ飴だった
「イチゴ飴?」
「ソレ最後の1個なんだぜ?」
丸井君は、キラキラした笑顔を私に向けた
「あ、ありがとう」
「よしっ!そろそろ教室戻るとするぜぃ」
丸井君は、立ち上がってドアの方へ向かって歩きだした
「ソレ、俺の気持ちだから」
振り向きざまに丸井君はイチゴ飴を指して笑った
「///」
「甘いー…」
そっと口に含んだイチゴ飴は、とても甘かった
Fin
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