name change
04







「ふわぁ〜」


名前は、自室に置かれているキングサイズのベッドから起きあがると欠伸をした


「眠い…」


時刻は朝の5時


いつもならまだ寝ている時間に名前は起きていた


なぜかというと…


「名前!準備はしてるか?」


名前がベッドに座ってぼーっとしてると跡部が入ってきた


「お兄ちゃん…」


「あん?まだ支度してねぇのか?」


「今起きた……」


名前の言葉を聞いて、ため息を漏らすと跡部は名前の頭を優しく撫でて言った


「10分後には朝食だからな。ちゃんと来いよ?」


名前がコクリと頷くと跡部は部屋を出ていった


「準備、しなきゃ」


名前はベッドから立ち上がり、氷帝ジャージに着替えたといっても、下は氷帝の制服のスカートだが…(R陣がスカートじゃないと嫌と駄々をこねた)

着替えた後、名前は少し大きめの鞄に服やらタオルやらを詰め込んだ


そうー…


今日から氷帝テニス部は3泊4日の合宿だ


数10分後、名前は食堂へと降りてきた


「準備は終わったか?」


「お兄ちゃん!!うん、終わったよ」


先に席に座っていた跡部に名前は嬉しそうに言った


「荷物は車に運んどくように言ってある飯食ったらいくぜ?」


「うんっ!!あっ!!お兄ちゃん」

名前は、何かを思い出した素振りを見せると跡部に抱きついた


「どうした…?」


「…おはよっ!!」


名前は笑って言うと跡部の頬にキスをした


「へへっ//さっきは眠くていえなかったから…」


顔を赤くして言う名前に跡部は笑うと、名前のおでこにキスをした



おはようのキス


(大好きで大好きで仕方ないの)




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