name change
02







R陣と別れた名前は、教室に向かって歩いていた
名前のクラスは1ーA・・
なぜなら、この氷帝学園では体育祭などの行事は、縦割りで競うので、跡部が生徒会長という権限で名前を自分と同じA組にした。という秘密を知っている者は少ない


「おはよー名前」


名前が教室に入って一番最初に声をかけたのは、鈴だった。
鈴も名前程ではないがそこそこのお嬢様。
しかし、気取らず、サバサバした性格で誰からも好かれていた


「おはよ!鈴ちゃん」


「朝から大変だね〜名前も」


「ははっ…でも もう慣れたから平気!」


「慣れたって…ι」


「へへっ…」


二人で談笑していると担任が入ってきた


「席つけーHR始めるぞー」


生徒たちは一斉に自分の席へつく


もちろん、名前もその中の一人


暫く話を聞いているとポケットに入ってた携帯が鳴った
「誰だろ?」


「忍足先輩から…?」




from:忍足先輩
title:大丈夫か?
---------------------

名前〜、今朝は大丈夫やったか?


---------------------





「心配してくれたんだ…」


忍足のメールに感動している名前ちゃん


「えっと、大丈夫で す っと!!送信」


ヴヴゥヴ



「あれ?返信早いなぁ」





from: 岳人先輩
title:ヒマだぁ
---------------------

今ヒマだから、メール打ってミソ☆


---------------------




「(ミソ!!?っていうか、私はヒマじゃありません!!!)」


ヴヴゥヴ


「まだ 返信し終わってないのにまたメール来たぁぁ!!」


携帯とにらめっこ


(うわぁ!宍戸先輩とジロー先輩、それに日吉先輩と鳳先輩からも来たっ!!)(お兄ちゃんからも来たっっ!!!)







- 3 -


[*前] | [次#]





人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -