name change
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「疲れたー!!」


合宿が終了し、無事帰ってきた名前達は、部室で休んでいた


普段なら直ぐに帰るR陣も珍しく残っていた


いや、帰れないのだ


なぜなら・・・


「(越前くんカッコ良かったなぁ)」


合宿で会った越前を名前は思いだし笑っていた


そんな名前を見ているR陣は、名前とは離れた場所で話し合っていた


「ななななな、何で名前が頬を赤くしとるんっ!!?」


「恋とかじゃないですよね…?」


「「「こ、恋!?」」」


長太郎の言葉にR陣は、思わず叫んでしまった

「おい、鳳!相手は誰だ?」


今まで優雅に座っていた跡部も名前の恋疑惑が出た瞬間 冷静さを失っている


「わ、わかりませんけど」


「確かに、情報が少ないしなぁ」


R陣が悩んでいると日吉が、あっと声をあげた


「何かわかったのか?日吉」


「…青学の越前じゃないですか?」



・・・・・


「「「それだっ!!」」」


「俺、練習試合の時名前が越前と居たのみたC」


「僕も見ました!!」


「それに名前のやつ越前の帽子被ってたよな」


「まさか、本当に…?」


「本人に聞いてみたらどうですか?」


日吉の一言により名前が本当に越前が好きなのか確かめる事にした


「名前…」


聞くのは勿論、跡部。
跡部は、名前に近づき名前を呼ぶと名前はくるりと振り返った


「なに??お兄ちゃん」


「あの、よ……」


ここぞという時に聞き出せない跡部


(早よ聞きや!!跡部)


((((聞け!!跡部))))


跡部の後ろからは、R陣による無言の圧力……


「なーに?」



「……、名前。青学の越前のことどう思ってるんだ……?」


「越前くん?どうって…」



(((どうなんだ名前!!)))



「格好いいよね!越前くんvV」


語尾にハートをつけてにっこりと笑って言う名前に跡部+αは、放心状態ι


「私、青学に転校しようかなぁ」


((((!!!!!???))))


「「「そんなのダメだぁぁぁぁあ!!」」」




お姫様の恋?
(名前が‥名前が…)(信じへん!俺は信じへん)(………)







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