name change
09






青学との挨拶が終わり、名前は青学をコートへと案内をすると跡部が待っていた


「あーん、遅かったじゃねぇの」


「すまない、跡部。色々あってな」


「ふっ、まぁいい」



跡部と手塚が試合についての話をしてる頃、名前は離れた所で見ていた



するとそこに岳人がやってきた

「なぁなぁ!!名前!何で越前の帽子被ってんだよ!」


岳人が言うと跡部以外のR陣も集まってきた


「か、借りたの!!」


「誰に?」


「越前くん…」


照れたように笑って言う名前を見てR陣は殺気をこめた目で一斉にリョーマを睨んだ


「な、なぁ「あっ!!ドリンク作ってこなきゃ!!」


何かを聞こうとした忍足の声を遮り、名前はドリンクを作りに水道へと走っていった


「よいっしょっと」


練習試合が始まった頃名前は、ドリンクを運んでいた


「んー…少し重いかも…」いつもの氷帝メンバーにプラスして今回は、青学の分も作ったため、ドリンクの重さは倍。


名前が、地面にドリンクを置いて休んでいると、ふっと地面に影ができた


「何してんの?」


「越前くんっ!どうしたの?こんな所で」


「話噛み合ってないんだけど…」


「あ!ご、ごめん」


「別にいいけど、で?何してんの?」



「ドリンク!ドリンク運ぼうとしてたんだ」


名前が置いてあるドリンクを指さして言うと、リョーマは、置いてあるドリンクを持ち上げた


「!!?越前くん?」



「アンタだけじゃ運べないでしょ」


そう言って、歩きだしたリョーマを名前は慌てて追いかけた


「半分持つよ!!私の仕事だから!!」


「じゃ、氷帝の分だけね」


「うんっ!!」


リョーマが青学の分
名前が氷帝の分を持って二人ならんで歩きだした


「そうだ、越前くん!帽子返すね!!」


今まで、リョーマに借りていた帽子を名前はリョーマに返した


「ん、」


リョーマは帽子を受け取り被った


歩幅を合わせて
(越前くん、優しいな)(ファンタ飲みたい)






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