name change
04






「あなたが名前ちゃん?」


「え?」


あたしが金ちゃんにつれられて中に入るとりんちゃんがあたしの肩を叩いてきた。


「蔵がね、名前ちゃんの話しをよくするんだよ。おっちょこちょいな幼なじみがいるって!私と友達になってくれるかな?」



りんちゃんは、可愛く笑いながらあたしに手を差し出した。その手を払わなかったことに後で後悔する事になるとも知らずに、その手に自分の手を重ねてしまった。









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