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あたしは、ひとりになった。
蔵に嫌われたから…


あの日から、あたしへの苛めが始まった。教室に入れば、机には、“死ね”や“ブス”などの悪口が書かれてる。
最初はショックだったけど、もう慣れてしまったのだろうか?それとも、神経がどうかした?とりあえず、あたしは特に気にもせず席に座った


「ねぇ?なんで学校来れるん?」

席につくっと、この間まで仲の良かった友人があたしに問いかける


「…………」



「っ!黙ってへんで、何か言いや!!」


「…っウルサい!何なの?みんなして……、あたしは、何にもしてないじゃない!!!」


あたしは言うだけ言うと教室を飛び出し屋上へと続く階段を駆け上がった



暗闇に飲まれる


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