「よぅ、石田」

「・・・伊達・・・」


あれから、どのくらいの年月がたったか、私は分からないが・・・
だが・・・次に目を覚ました世界は技術が進歩し、そして民が平和になっていた。

大分時間はたっていたようだが・・だが・・・家康が望んだ泰平の世だ。


そして、私は今日から秀吉様や半兵衛様が教師をしているこの学園へと通う。
一人で居た私の元へと来たのは・・・東軍として戦い敵だった伊達

だが、私に声を掛けたということは・・・記憶があるというのだろうか・・・


豊臣・・・刑部や秀吉様・・半兵衛様には記憶があった。


伊達を見る限り・・・東軍にも・・・否・・・転生してきたものには・・・皆あるということか・・・?



そう考えれば・・・家康にも・・・
いや、別れ際に忘れるなと言った。

憎むと、



「Ha・・・どうやらこっちの総大将もいるみてぇだな。」

「・・・何?」

「見ろよ。」



だが、それに意識を取られすぎて、伊達が示したそれぞれのクラスの表。
私は3組

伊達が示したのは・・6

そこには



「・・・徳川・・・千代・・・だと・・・?」



アイツの・・・女の名。



執筆日 20130527



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