目の前で寝ている彼女は
相当苦しそうだった。

度々うなされてもいる

こんなことになったのは全て
俺のせいだが、責任というか
思っていること全て伝えなければ
いけないか悩んでいる最中である

「柳?」

「目が覚めたか」

「私・・・」


「あのまま倒れただろう」


「覚えてない」


「そうか」


「呼び出されて水かけられたことは覚えてるけどね」


「悪かったな」


「勘違いさせてたあたしが悪いから、柳は教室にもどりなよ」


「みょうじ、お前はなぜ昨日から体調が悪かったのに無理をしたんだ」


「無理なんてしてない」


「馬鹿だな、お前は」


「そんなの前からだよ」

やっといつものように笑う彼女をみて
一安心した。


「次からはちゃんと言え」


「それはやだ」


「なぜだ」


「もっと誤解されるから」



「お前は俺ことをどう思っているんだ?」



「んーなんだろうね」



でも 普通ではないのは確かだよと
彼女は付け加える


「いっそのこと、誤解を本当にしたらどうだ?」



「それ本気?」




「その方が効率がよいだろう」



れてしまった想い
(結局は言い訳してしまったけれど)


    

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