三人でコートへ行ってみると 見慣れたジャージを羽織っている人物がいた
「幸村」
「ただいま」
「何も聞いていないぞ精市」
「ごめんね、でも驚かせたかったんだ」
「幸村くん練習はいつから参加できそうですか?」
「明日にでもしようかと思ってる」
「真田」
「すまなかった」
「もう気にするなよ、俺達がするべきことはもう決まっているだろう?」
「ああ。」
「部長!!!」
「ただいま」
「幸村くんが間にあってよかったぜィ」
「ほんとだな」
「それにしても、意地が悪いのぅ幸村は」
「何かいった?仁王」
「プリッ」
どうやら、魔王は健在らしい。 それでも皆は安心したのか うっすら目に涙を浮かべていた。
「さあ、練習を始めるぞ」
これでやっといつもの立海に戻った。 あとは三連覇を目指すだけ。
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