立海は順調に勝ち進み
決勝で青学と当たった

しかし結果は準優勝となり
全国への切符は手にしたものの

立海の負けという形になってしまった。



「すまない、幸村」

「真田」

「やはり俺のせいだ」

「俺はねいい報告があるんだ」

「お前は怒らないのか」

「怒っても仕方がないだろう、
 俺のいい報告を聞いてよ。」

「ああ、すまない」


「もうすぐ退院できそうなんだ」

「ほ、本当か」

「ああ。」

「じゃあすぐにでも・・・」

「皆には秘密にしておいてくれるかな」

「分かった」

「驚かせたいんだ。」

「みょうじか」

「まあ、皆だけどやっぱりなまえになるね」

「お前が戻ってきてくれるだけで助かる」

「それまで頼んだよ、真田」

「ああ」

真田は練習があるからと
病室から出ていった。

正確に退院出来る日はもう分かっているけれど
真田も驚いてほしいから言わなかった。


早くこの病室から抜け出したい。
はやくテニスがしたい。
はやくみんなに会いたい。


そんな事ばかりが俺の頭を
埋め尽くしていた。




 
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