昼食を取ったあとは
鬼ごっこ・・・


「なんで鬼ごっこ」

「みょうじさんこの合宿はじめてやもんなあ」

「白石くん・・・どっから出てきたの」

「向こう」

いやどこだよ。


私が不思議に思っていると
またどこからか
幸村がでてきた。

「この合宿は定期的にあるんだよ」

「へぇ」

「んで一日目は絶対にこのメニューっちゅう事や」

「なるほど」

「明日と最終日はほとんど自由に試合なんだけどね」

「なにそれ本当に合宿なわけ」

「もともと試合が目的な合宿やからええんや」

「そっか、頑張って」

「なにいってるの?」

「は?」

幸村が私の腕をつかんだ。
これ何回めだろうなあ・・・。

「なまえも参加するんだよ?」

「初耳」

「今言ったからね」

「なまえちゃん足早そうやしええんとちゃう?」

「白石、うちのマネージャーは逃げ足だけだよ」

「余計なこというな。」

「そうなんや、俺鬼やから覚悟しときい」

「え」

「へぇ頑張ってね」

「おん」


いやいや私走るのすごく嫌です。




 
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