「遅れてすまんなあ」


なにこの典型的な美系。
うちの部長も黙ってれば
それなりにかっこいいけど
やばいね。なんなのこのイケメン。

「みとれてるの?」

「だ・・だって・・・普通にかっこよくない?」

「そうかな?俺も負けないと思うよ?」

「そうだね、黙ってればね」

「なんかいった?」

「なんでもございません」

こう、黒いオーラと余計なことを言わなければ
本当に遠い存在なのになーと思う。
いやかなり遠い存在だけどね。


「全員集まったところでストレッチと走りこみだ。」

とクソ泣きボクロナルシストが言うと
全員コートがある方へ向かった。

なんだよ、前にもきたことあるのかよ。


「それとお前はタオルとドリンクを用意しておけ」

ざっと30人分くらいですかね。
頑張れ私。


「了解」

と、そこへ今さっきのイケメンが現れた

「君がみょうじさん?」


イメージ通りの関西独特の
喋り方をする彼だった。


「はい」

「白石いいます、これからよろしゅうな」

「こちらこそよろしく、白石くん」

「じゃ、俺はよいかなアカンから」

「頑張って」

「おん」


爽やかイケメンすぎて気絶するかと思った。





 
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