「三木てぃ〜!」
「痛っ、やめろ!ってかその呼び方もやめろ!」
「やだ、どっちもやめない」


ある日の夕方。授業も終わり暇だから学園内を散歩していると、大好きな彼を見つけた。思わず背中に飛びつくと、彼は心底嫌そうな顔をこちらに向けた。


「三木てぃ!綺麗な顔が台なしだぞっ!」

こっちに向いた彼の顔を両の掌でパン、と軽くたたく。

「ふざけんな、やめろ」
「怖いよー三木てぃー」
「だから、その呼び方もやめろって」
「だから、やだって」
「…じゃあ今日から俺、お前のこと潮江なまえって呼ぶわ」
「な、なんて鬼畜な…!やだよ私、10歳も離れた年の差結婚なんて」
「いや、潮江先輩まだ15だからな。先輩にチクるぞ」
「ふっ、嘘はいけないぜ、潮江先輩が十代なわけないじゃないか。三木てぃには見えないのかい?あの目の下の線が。あれは年をとってから出来るものであってね、十代ならまだ出来るはずはないんだよ。きっと。」


三木てぃの目の下を、ここ、と触りながら説明する。



「それに、私は意味もなく頭にクナイをつける人は御免だよ」
「お前潮江先輩に恨みでもあんのか」
「ないけど…月末になると私の三木てぃを一人じめしようとするのはいただけない」
「それが理由か」
「くそぅ、私はいつだって三木てぃと居たいのに…!神様は残酷だね…」
「え、いきなり潮江先輩格上げされちゃったよ」
「でも、さっ、」


「私、潮江先輩とは絶対嫌だけど、三木てぃとならいつでも結婚願望あるからね!プロポーズうぇるかむだよ!」




「…お前とりあえず先輩に謝れ」







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意味わからんww
夜中のテンション恐ろしい
とりあえず文次郎に土下座してくる←