ことしはむりだった

2018.04.01.Sunday

逆転裁判のキャラについて思ったこと(ちょいネタバレあり)
逆転裁判は主要キャラクター達の性格や立場が対になるキャラがうまく配置されてるよなー。と思ったので個人的な覚え書き。



逆転裁判1話だと、

・主人公のたよりない新人弁護士(ナルホドくん)
のそばに
・しっかり者の女性弁護士(千尋さん)

がいて

・新人弁護士ナルホドくん(フレッシュ)
に対するは
・ベテラン検事の亜内さん(ちょっと狡猾)

…と、ちゃんとナルホドくんのキャラが引き立つように配置されてる。(逆にナルホドくんを介して千尋さん達のキャラも立つようになってる)


逆転裁判2話では

1話とは逆に
・身寄りのない被告人の少女(真宵ちゃん)
が登場することで、たよりない弁護士だったナルホドくんが頼られる側に変化してる。(成長してる)

でもそこに
・天才検事の御剣さん
と対峙することで
・ナルホドくんの経験値はまだまだ足りていない
…が表現されている。
あと、性格も2話の時点ではナルホドくんが光で、御剣さんが影って感じになってる。

御剣検事はのちほど愉快な部分が出てくるのですが、最初のキツイ印象があるおかげで愉快な部分がよけい面白くみえるんですよね。ギャップ萌えというヤツで個人の中にも対になる部分が表現されてる。


対峙する検事も話が進むごとに 
亜内検事 → 御剣検事 → 狩魔検事 
と、手強くなってゆく。つまり、ゲームとしての難易度が上がるだけでなく、対決するキャラを通してナルホドくんの成長も感じられるようになってもいるんだよなぁ。

と、いうことで。
逆の特性を持つキャラを配置させることで、キャラクターをさらに魅力的に表現するのが『逆転裁判』は上手だな。と思ったのでした。

逆転裁判シリーズで対になるキャラクターで印象に残っているのが、ちなみちゃんとあやめさんかなぁ。
あやめさんがいることで、ちなみちゃんのヤバさがさらに浮き上がってくる感じだよね……。アニメ『逆転裁判』ではちなみちゃんの最後はどう表現されるんだろう。……ゲームではホントに怖かった。












関係ないですが、アニメ『おそ松さん』の六つ子も対になる性格のキャラクターが6人の中に配置されているのね。
(おそ松(不真面目) ←→ チョロ松(真面目系))
(一松(マイナス思考) ←→ 十四松(陽気))
(カラ松(我が道を行くナルシスト) ←→ トド松(流行りに乗るぶりっこ))

わざわざ書いたけど、これキャラ作りの基本というか常識なんだろうな……。

10:46

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