キュビズム･ラブ
2012/07/15 22:43
新しくまた数冊買い込んだ本で、印象に残ったやつのネタバレ感想〜。
これは面白かったね。
他のも面白かったけど、全部感想は今回の冊数ではめんどくさいことになるので一個に絞った。
キュビズム･ラブ
粗筋は、交通事故で脳だけ生き残った少女は、黒い箱に入れられた状態で目が覚める。
簡単に言えば少女は、目が覚めると箱になっていた。
ショックを受けはするが、いつも優しく気にかけてくる主治医の青年医師に、いつしか恋をして…
ってな感じか。
実際は脳だけでも人間は生存可能かっていう実験の被験体にされてるわけだが、心優しい青年医師の彼女を守りたい気持ちから、何も知らずに青年医師と毎日を過ごす少女。
まあ箱だから色々伝わらなかったりですれ違いは起きるんだけど、そのたびに信頼しあっていく二人の過程がわかるから、ほんわかするね。
以外と青年医師はバツイチ(妻は病死して、未だに救えなかったことを嘆いている)だったり、お兄さんはゲイだったり、王道の流れでは全くないんだが、王道を読んでいるくらい違和感ない。
なんなんだろうか。
結局はゲイでも女のひとと結婚するに落ち着いたし、バツイチっても訳ありのバツイチだからしょうがないよねって思えるからか。
箱と青年の恋物語がこれからどうなるのかすっごい気になる。
箱と青年って聞くとなんか殺伐とした感じになるけど、そんなこたなくて、かなりほのぼのとした二人になんか暖かくなる。
応援したくなる
箱と青年って以前に中学生とロリコンだったり、実験体っていう事実だったり、少女の生い立ちだったり、青年のトラウマだったり、ちらほら見え隠れしてる暗躍だったり、色々気になること満載。
やっぱり続き読まなきゃだ。
これ元は漫画で、そっちを先にチラミしたんだが、すぐに小説も出るということで、うちは小説から入る方が好きだから読んでみたが、やっぱりまんがも読みたくなった。
そもそもは続きが気になる。
漫画は今月で二巻目が出ているが、小説は漫画一巻目の半分までの内容らしく、もうこれは読むしかない。
典子ちゃんの気持ちの変化に正しくついていけてない、鈍さ満点の誠志郎が可愛くて仕方ない。
典子の気持ちわかるわー。
小説はまだ大きく物語動いてなくて、二人の絆が深まったところまでなんだが、これからは暗躍の話もからんで盛大にこじれてくるはず。
読みたい。
その前に勉強だな。
テスト終われば漫画買いにいくかあ。
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