天ノ弱
2012/04/07 00:11

ぴくちむから紹介された英語バージョンのがかっこよくて、通訳見たらめっちゃいい内容だったから今のうちに書き留めておこう。
いつ消えるかわからん。
DCさんによる男の子視点の天ノ弱(英語ver.)

僕の思う願いを言わせてもらってもいいかい?
それは僕の壊れた心の 奥底からの願い
“君が 僕の手が届く友達だったらなあ”
それだけでいい、それ以外何も望みなんてないのに
君と踏み出すと決めたその一歩一歩 その全てを思うと
君を引き止めることなんて到底できっこないよ
この歌は ぼくのたった一度の嘘破りなんだ
君に向けて歌わせてくれ 反対言葉にまみれた
この愛の歌を

ここら一帯の寂れた土地ではね
今日 ゼウスとアポロが大喧嘩してたんだ
昨日は手に余るほど暇だったから
上手いこと利用してたらうまくいって とても楽しかったんだ
そうさ、僕の中に君の存在なんてなかった
それに これは僕の心を弄んだ 妄想だったのかもね

もう後戻りはできない状況になっちゃったね
なのに君は僕の世界に 計り知れないほど大きな
足跡を残していったんだろうさ
回る回る、回転し続けるメリーゴーランド
ああ僕はもう狂ってしまいそうだよ

今僕はね、君がくれた愛を持ってるんだよ
この手にきつく、きつく握り締めてるんだ
教えてくれ、それはどこにあるんだい?
この世界のどこにそれを永遠に捨て置ける場所はあるんだい?
もしも君の愛が薄れて行くのなら
時を刻むに連れて消え去っていってくれるのならば
もう分かってるよ
その時が君を手放すとき、なんだね

君に見えるように僕の思いを言わせてくれ
この壊れた心の奥底からくる詩にのせて
君の思いが この空っぽの胸に染み込んでるんだ
僕の心を引っ掻いて 泣いちゃうんだ
色のない世界 君はまるで喪服を着ているみたい
ああそうだ、僕の“気遣い”とか“思いやり”とか
それから僕の記憶とかを調べてみたんだ
そしたらそれらは全部“純粋さ”の糸につながってたんだ
それらを切り離すべきか 僕には決められっこなかったんだよ

一体誰が知ってるんだろう?
いいや、そんなことを出来る人なんて誰も知らないに決まってる
だからたとえどっちを選んだって 僕はその僕自身を信じられないんだ
“見えないものを見る”なんていう教訓も
規範も見本もそんなもの全部嘘っぱちだ
そうか、僕は世界が滅ぶその時まで待てばいいんだね?

そして今、君の足は止まらないのだろうね
かたや僕の足は壁につながれたままなのに
道はないのかい?
僕たちが 二人が 一緒になれる道は
君のそばへと続く橋を描けばいいのかい?
この息苦しささえも飲み込んで
今は自分に嘘をつき続ける、僕―――
ああ、知ってるさ
人は僕みたいな奴を“天性の弱虫”って言うんだろう?

今僕はね、君への愛を持ってるんだ
それはすでに箱にまで入ってるのに―――
教えてくれないか それはどこにいるんだい?
この世界のどこに
この愛を受け取ってくれる人がいるんだい?
もう僕は自分に嘘をつくのは止めにする
自分をコケにするのも止めにするよ
僕はずっと知ってたんだ…
やっぱり君を手放せないんだよ。

もう、いいかい?



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