レギュラスに、チョコ。 『レギュ知らない？』 「知らねーけど…」 『兄の癖に役立たねーな獅子寮はやっぱクズだわ』 「いきなり毒舌すぎるだろ！」 シリウスって役に立たないよね。 ほんとに邪魔だよ、邪魔邪魔邪魔！ 「獅子寮クズはひどくないかい？」 『あ、クズの代表眼鏡だ！』 「……」 「僕はクズなんて言わないよね？」 『はらぐ…素晴らしいでございます』 こんなのパワハラだ…！ 「ぼ、僕は…？」 『ハッフルパフ行けよ地味野郎』 「ひどいよ…」 『というか基本グリフィンドール嫌いだし』 それよりレギュはあああ！？と言っていると、 レギュが現れた。 「…ナマエ先輩、なにしてるんですか」 『なにってレギュ探してた』 「はぁ…それで用はなんですか？」 『チョコだよ！』 「は？」 『チョコ！』 日本ではバレンタインに大切な人、好きな人に チョコを渡すんだ！、と説明した。 「それはありがとうございます」 『はっはっは！本命だよ！』 「……」 『投げ捨てようとしてやめるな！！』 「食べ物は無駄にしてはいけませんよね」 レギュ、本性出てるよ！！ そんな食べたくないのか！！ ナマエちゃん泣くよ！！ 『とまあ食べてみてよ！』 「……」 『どう？』 「…結構おいしいですよ、味は。」 『やった！レギュから褒められた！』 喜んでいると、レギュに何か渡された。 開けてみると、超書きやすいと有名の、 高級ブランドの羽ペン。 『羽ペン…！？』 「こっちのバレンタインは男がプレゼントするので」 『うわあ！予想外！ありがとレギュ愛してる！』 レギュラスに、チョコ。 (僕は勉強熱心な先輩が好きですよ) (うん！…ってあれ？ええええ！) (…もう言いませんからね) あとがき 地味に告白してきて、 余裕な顔して照れてるレギュ。 [ top ] |