ああ、校則違反もな。
『よっしゃ今日はめだかっちと会わなかった!』

「うるさいですよ名前!校則違反ですっ」

『針金ちゃん、こんぐらい許してよー』


めだかっちに絡まれることなく廊下まで来れた!
と思ったら針金ちゃん。
厳しいってば学園警察……!


『イヤホンくらいいいじゃん!』

「駄目です!しかもスカートの丈が短い!」

『え、これは11歳用のやつだし』

「違うでしょう!もう…」

「そーだぜ、名前?鬼瀬ちゃんサンキュー」

「い、委員長…直して下さいね名前!」


私は11歳で1年に飛び級したのさ☆
あ、異常じゃなく普通だよ?13じゃないよ?


『冥利だってヘッドフォンつけてる時あるし』

「俺はいーの。お前は駄目なんだよ」

『クソガキのくせに生意気っつーか理不尽!』

「俺のが先輩だし名前もガキだろーが」

『じゃあエロガキ。うんそれだ』


いっつも誰かの胸揉んでるし←
いちゃいちゃされてるし。


「ケケケ!嫉妬か?」

『違うし!てかイヤホン見逃してくれんだよね?』

「そりゃー無理だな」

『つっまんねー』


というか嫉妬とか!
この私が、ありえ…るけども!


『あ、そうだ』

「あ?」

『冥利、好きだよ』

「…は?」


冥利、固まってるし。
まあそりゃそうか。

なんの突拍子もなくこんなこと言われればね。
ま、冥利かっこいいじゃん?
イケメンだし頭脳優秀だしさー


『あ、でも嫉妬じゃないかんね!』

「だから、は?」

『冥利馬鹿?好きっつってんの』

「…馬鹿じゃねーの?」

『は?』

「そーゆーのは2人きりん時に言えよ」


そして唇に柔らかい感触。
まあ初めてではないけどもさ。

びっくり仰天ー。


「見られてんだろーが。」

『あ。ま、いいじゃん』

「よくねーよ」


ああ、校則違反もな
(えー、なんでもすっからー)
(名前、‘なんでも’だよな?)


あとがき
多分続編でてきます、たぶん←
11歳っていう微妙でごめんなさい!
ノン初めての名前ちゃんにびっくり仰天←


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