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それはいつものバッティングセンター。

私は、ハル君たちと仲がいい。

いつも通り、
いつものメンバーで、
バッティングセンターへ入った。


「あぁぁぁぁ!」


夏目さんは私の後ろに隠れてくる。


『なに?どうしたの、夏目さん?』

「あだ名、見てください!あれですよ!あれ!」


指差す先には。


「あ〜、夏目ちゃ〜ん!」

「名前ちゃ〜ん!」


3バカ君が。


『はいこら、私の夏目さんをいじめな〜い』


私が無表情で言うと、夏目さんがぎゅうぅっ、と
抱きついてきた。


「あだ名〜、大好きですぅ〜!!!」

『私もだよ〜』


ころころ変わる夏目さんの表情は、とてつもなく可愛い。




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