19 『ふぁあ……』 朝。 高校デビューで独り暮らしの私。 まぁまぁ有意義な生活を過ごしている。 『はぁ……』 でも、こんな恋愛で悩む、とは! 私はササヤン君もマーボ君も大好きだよ? でも……。 一緒にいて、きゅんきゅんして。 私の恋愛の直感は……。 マーボ君が、好き。 マーボ君を、メールで呼び出す。 『あ……マーボ君』 「名前ちゃん、決まった?」 うん、とうなずきながら、微笑んでみる。 『好き』 「まじで!?カレカノ!?っしゃ!」 そういったマーボ君。 ササヤン君も呼び出して、伝えた。 『ごめん……マーボ君が好き』 「言うと思ってたけどね。いい線だと思ってたんだけどなぁ。」 『ごめんね』 苦しそうな笑顔だった。 辛さとか悲しさが伝わって。 私まで辛くなってきた。 でも、マーボ君も、ササヤン君もだぁいすき!! ‐end‐ [ top ] |